海南島滞在レポート
    

8月5日…到着
  夜のフライトで到着。出迎えてくれたのは王先生のお友達(…?)でした。私の名前が書かれた紙を持って、向こうから駆けつけてくださいました。出迎えの方には4歳くらいの息子さんがいて、とっても可愛かったです。ただ二人とも日本語は全くダメなのでいきなり中国語漬け…。ただ二人とも分かりやすいようゆっくり話してくれたのでとても有難かったです。とにかく車をビュンビュン飛ばすのにびっくりしました。でも後にこれが海南島流の運転だと納得。
  学校に到着すると王先生と、おばさん(私は中国語でおばあちゃんと呼んでいました)が起きて待っていてくれました。到着から一週間の間は寮におばあちゃんが居てくれて、分からないことを助けてくれたり、話し相手になってくれたりしました。その日は部屋に案内してもらい、シャワーの使い方を説明してもらって終わりました。 

 

8月6日…2日目、初授業
  王先生がゆっくり寝ていていいと言って下さったので10時くらいに起床。部屋の外に出てみたところで日本人の方に遭遇。井上さんという日本語教師の方でした。この方には2週間の間本当にお世話になりました。到着したばかりで何も分からない私を朝ごはんに連れて行ってくれました。
  ゆっくりご飯を食べて学校に帰ると、王先生のほかに若い男の人が二人。王先生の教え子かーと思っていると、先生ですと紹介されました。びっくり。そのうちの一人、謝先生が私に2週間ずっと授業をしてくれました。授業外のいろいろな面でも本当にお世話になった先生です。
  その日は午後から2時間の授業。教材は学校が用意してくれていました。もしやりたいものがあれば、それを使っても良いよとも言ってくれましたが私は特に要望がなかったので先生が用意してくれたものを使いました。大学で一年半中国語をやっていたので文法は大体分かるのですが全部中国語で聞かれて中国語で答えなくてはいけないのでなかなか上手くできませんでした。一日目にして早くも不安になったのでした…。
  夕食は毎日近くのお店に食べに行っていました。学校の近くにはすごくたくさんのお店があって、食べるには困りませんでした。街の中心にはおなじみのファーストフード店もあるのですが、やっぱり市場のお店とか、道端の屋台のような料理屋さんが一番おいしかったです。

8月7日…3日目、初二人乗り
  この日から授業は午前中ということになりました。相変わらず中国語の聞き取りと返答に苦戦。言いたいことをうまく伝えることができずに歯がゆい思いがしました。この感覚は滞在中ずっと続きました。
  この日の午後、謝先生がチョンハイ市内を案内してくれました。バイクの後ろに乗せてもらったのですが、日本でも二人乗りをしたことがなかったので少し怖かったです。でも海南島は道がとても広くてきれいなので慣れてくるととても快適でした。市政府、鎮政府などを見た後、茶店でおやつを食べました。ココナッツジュースのなかにタピオカや穀類が入った海南島のおやつでとてもおいしかったです。
  謝先生は海南島のことを紹介してくれるだけでなく、日本にもとても興味をもってくれていろいろ聞いてくれました。でもなかなか中国語が追いつかなくて大苦戦。紙に絵や漢字を書いたり、たまに英語を使ったりして意思疎通をしました。

8月8日…4日目、オリンピック開会式
  この日も午前中に2時間の授業でした。そして午後、なんと学校にたくさんの女の子が!!
あとで知ったことですがアルバイトか就職の面接に来た子達だったそうです。王先生がその子たちを私に紹介してくれて、午後の2時間くらいおしゃべりをしました。私がみんなの名前を日本語読みしたり、逆にみんなが私に中国語のニックネームをくれたりしました。
とくにお互いの文化を紹介するという感じではなく本当に普通におしゃべりをしました。普段授業では会話に苦労する私ですが、このときは比較的楽に話すことができました。
  そしてこの日はオリンピックの開会式。学校の教室で皆一緒に開会式をテレビで見ました。その日の午後に話した女の子たちのうち、2人(姉妹)が遊びに来てくれて一緒に観賞しました。先生たちがたくさんフルーツを買ってきてくれて、テーブルの上には物凄い量のフルーツが並んでいました。海南島はフルーツがとてもおいしくて幸せでした。

8月9日、10日…5日目、小旅行
  たった2週間の滞在なので、この週末は貴重です。王先生の提案で三亜に一泊二日で行くことになりました。先生はとても心配してくれて、寮のおばあちゃんと姪のタンタンをガイドにつけてくれました。
  三亜はもちろんすごく面白くて素敵なところだったのですが、私はおばあちゃんやタンタンと一緒にあちこち回れたということが強く印象に残っています。ことばはあまり通じなかったけどいっぱい気を使ってくれたことや、海南島に住む普通の人たちに触れられたことがとても嬉しかったです。三亜では王先生の奥さんやそのお友達とも会う機会があって一緒にお昼ご飯を食べました。中国語漬けな二日間でした。

8月11日…7日目、日本語を中学生に!!
  この日の午後は、初の日本語ボランティアでした。王先生が知り合いの方を通じて近所の中学校に通う中学生12~3歳の子供たちを連れてきてくれたので、その子たちに日本語の簡単な挨拶を教えました。
  来てくれた中学生は全く日本語に触れたことも無く、日本人も見たことが無い子達でした。始めは日本語を言っても恥ずかしがって発音してくれなかったりしたのですが、ひとりひとりの名前を聞いて、その名前の日本の漢字での読み方を紹介すると、とっても興味を持ってくれました。その後は子供たちのほうからあれは?これは?といろいろ聞いてきてくれました。最後のほうは、私が「『ありがとう』っていったらなんて答えるの?」と聞くと、ちゃんと「どういたしまして!」といってくれるまでになりました。すごく可愛かったです。彼らは日本の地理を良く知っていて、本州?沖縄?九州…などをすらすら答えてくれました。あと海南島の人は「富士山」と「さくら」が好きなようです。
  ちなみに、一通り挨拶を教えた後、「他になにかある?」と聞くと、「先生(私)に中国語を教えたい!」と言ってきました。海南島の子供たちは小学生のころから普通話を習い始めます。それも私たち日本人が四声やピンインから習い始めるのと同じように始めるそうです。だからこそ、みんなとっても発音に厳しい!!anとangの違いなど、なんどもなんどもやり直しさせられました。また、みんなは英語を習い始めたばかりだったので、中学生が英単語を言って、私がそれを中国語で答えさせられるという、テストのようなクイズのようなゲームをしました。私は基本的なボキャブラリーに乏しいのでとっても苦戦…。ビニール袋と答えるところを肉まん、と答えたりして爆笑されました。本当に楽しい時間でした。

8月12日…8日目、ボアオへ
この日の午後は、ボアオへ行きました。今週から来た日本人の人と、謝先生と三人でバスに乗っていきました。滞在第一週目は雨ばかりでしたが、この日はすごくいい天気でした。謝先生が案内してくれて、アジアフォーラムが行われたホテルを見たり、海で遊んだりしてとっても楽しかったです。
  また今週は中国でも盆で、昼間はあまり多くの人は出歩かないそうです。その代わり夜になるといつもよりたくさんの人が外に出てご飯を食べたり踊ったりしていました。夜限定で簡易遊園地みたいなものがスーパーの前に出現したりもしていてとっても興味深かったです。